大きくなあれ! [家族ネタ]
我が家の次男坊「とび」は、2月24日が誕生日。
今年で14歳になる。
早生まれのせいなのか、同級生よりも身体が小さい。
この春で中学3年生になるというのに、身長が150センチそこそこだ。
そういえば、小学校の入学式の写真を見ると、長男「たか」のお下がりの
赤いダッフルコートを着ているのだが、これが笑っちゃうほどブカブカなのだ。
おまけに入学式のちょっと前に、溶連菌(いちご病)に感染し、高熱を出して
何日も食事が取れなかった。
入学式も無理かなぁって思っていたくらいだったので、写真の「とび」は
髪はバッサバサだし、顔も一回り小さくて、ヨレヨレだった。
長男の「たか」も、親に似ずやせっぽちで、そんなに大きいほうではなかったが、
もう既にわたしの身長を超し、オットと同じくらい(170センチ)になった。
やっぱりバレーボール部でジャンプしてるから伸びたのかなぁと思い、
「とび」が「たか」と同じバレー部に入るというので、「もしや・・・。」と願ったが
今のところ、グン!と伸びる兆候はないようだ。
先日、空手の練習から帰った「とび」の話を聞いて、大笑いした。
とび→「空手のⅠクン、インフルエンザで休んでたんだけど、治って出てきたんさ。」
わたし→「へぇ。」
とび→「寝てる間に2センチ身長が伸びたんだって!」
わたし→「へぇ~。スゴイね!!」
(*ちなみにこのⅠクンは「とび」と同い年の中学2年。ただし「たか」よりも身長が高い。)
とび→「オレ、中2になってから伸びた身長が2センチなんさ!
インフルエンザで寝てる間に伸びたのと、オレの1年間と一緒ってどういうコト!?」
母は何も言えませんでした…。
わたし→「でも、最近膝が痛いって言ってるじゃん!伸びる兆候なんじゃない?」
と励ましたら、
とび→「もう何年も膝痛いんだよ~。」だって。。。
周りは「高校生になってから伸びる子のほうが、大きくなるよ!」と
「とび」や「わたし」を励ましてくれるのだが、確証がないところがツライものだ。
小さい頃から、オットの手のひらに乗っかっていた「とび」。
小さいところが可愛いかったから、ついつい心の中で
(いつまでも、この可愛いままで居てくれたらなぁ…。)と願ったのがいけなかったのかな?
この写真は中学校に入学する直前の写真。
この時は学生服もブッカブカだね~。
コレは小さくなったので、「たか」のお古のもう少し大きい学生服を着ています。
少しずつ大きくなっている証拠だよね!
磨いても光らないコト [家族ネタ]
自分の「嗅覚」と「味覚」が冴えないってコトに、いつ頃気づいたのだろうか。
我が家では、オットと次男のとびの「嗅覚」がずば抜けている。
どちらかと言うと、オットはマイナス評価を口にすることが多い。
例えば、「部屋干ししたタオルがちょっとにおう~」とか「洋服に料理のニオイが付いた~」とか。
鼻の利かないわたしからすると、ちょっと『迷惑さま』である。
傑作なのは、とびである。
前世というものが存在するのなら、彼は絶対嗅覚鋭い動物だったに違いない。
例えば犬とか。。。
どんな時にその力が発揮されるかというと…。
例えば、とびの仲間が遊びに来た時に忘れていった洋服がポツンとあったりする。
わたしが「誰か忘れて行ったよ~!」と言うと、とびが、すかさず「クンクン」と匂いを嗅ぐ。
そして、「あ~。コレは〇〇君の忘れモノだわ。」と断言する。
「だって〇〇君の家の匂いがするもん!」と自信満々なのだ。
ちなみに、とびは「父ちゃんの匂い」と「母ちゃんの匂い」の区別もしっかりとつく。
何度も言うが、鼻の利かないわたしにとっては、コレは信じがたいことである。
きっと、ガス漏れしたとしても、オットととびが居れば、間違いなく気づくだろうから安心だ。
ちなみに、長男のたかは、わたしと一緒で気がつかないタイプだと思う。
それから「味覚」について。
わたしはお酒が大好きだ。なかでも、ワインが大好き!
10年以上前、ワインのことをもっとよく知ったら、もっともっと美味しくいただけるのでは、と思った。
そこで、カルチャースクールで「ワイン講座」なるモノを発見したので、通ってみることにした。
クラスではテーマを決めて、講師の方が「その日のワイン」を用意してくれる。
生徒はワイン代と、ワインに合うツマミを各自用意して参加するのだ。
葡萄の品種だとか、年代など、飲み比べをして知識を深める(だったハズ。。。)
確かに、比べてみると、AのワインとBのそれとは、全く味が異なる。
口に入れた時の香りだとか、舌に残る重さだとか。
でも、でも!すぐに忘れちゃうんだよ~。悲しいことに。。。
「美味しい!!」っていうのは記憶に残る。しっかりと!
しかし、どんな味だったのか?って聞かれると、上手く答えられないのだ。
結局、1クール通って、諦めてしまった。
だって周りの人達が真剣に「この味は!」って語り合ってるのに、
わたしは、ただ飲みに行っているだけなんだもん。
ワインだけではない。美味しい料理もそう。
グルメではないが、美味しいといわれるお店にはよく行った。美味しいモノもたくさん食べた。
好きな料理もたくさんあるし、行きたいお店もたくさんある。
しか~し。
食べた味を自分で試しに作ってみる、ってことができない。
いや、できないのではなく、その考えが浮かばないのだ。
もちろん、美味しいか、否かっていうことは、判断できる。
でも「美味し~い!!」で終わっちゃうんだよね。悲しいことに。
「味覚」に秀でていたら、今頃家族は美味しい料理を堪能できただろうになあ。
え?「味覚」と「料理の腕」はまた別の話?
もぉ♪いくつ寝ると・・・ [家族ネタ]
お年玉が喜びから苦痛(?)にかわって早何十年。
「もぉ、い~くつ寝ると~♪」なんて楽しそうに歌うこともなくなった。
そして、今年も今日を除くと、いよいよ残り2日。
30日までお仕事があるため、わたしの年末年始のお休みは31日から4日までの5連休。
9連休の方たちからみれば、少ないかもしれないが、久々の長期休暇だ。
とはいえ、元旦は空手の年始会があり、2日は厳冬の海での寒稽古があるので、
何の予定も入っていないのは実質3日。
きっと餅を食べたり、お酒を飲んだり、初詣に出かけたりで、あっという間に明日から会社ってことになりそうだ。
でも今年のお正月はのんび~りと過ごしたい。
長男のたかが、受験に合格すれば来春で高校生。
次男のとびも年子だから中学3年。
家族水入らずのお正月っていうのは、あと何回あるんだろう。
自分のコトを思い返しても、高校を卒業してからは、お正月は友達と過ごすことが
多かった気がする。飲んで騒いでカウントダウンとかね。
その頃、親がどうやって年越ししてたかなんて、考えたことがなかったし。。。
子離れできない親にはけっしてなりたくないが、まだもう少しこども達とのんびり過ごしたいのだ。
まあ、こんなわたしのセンチな気持ちなんか全く彼らは関係なく、
(今年はいくらお年玉がもらえるのかなぁ~)って思っているだろうけど。。。
しか~し!
のんびり、まった~りなお正月を迎えるためには、綺麗な環境にしなくては!!
今日も何にもしないで終わりそうだし、残り2日で何ができるのか。
これからキリキリと考えないと!
(もちろん、考えるだけじゃなくて、動かなきゃね~)
ところで、多分!今年中にもう1回くらいはアップしたいと考えていますので
年末の挨拶はお預けとします。
(ってアップできなかったら、どうしよう!?)
プレゼントもらっちゃった [家族ネタ]
クリスマス生まれのオットに誕生日プレゼントを買う時間がなく、
オットは着々と自分の欲しいモノを選んでいるようなので、それを買ってあげることに。
誕生日ケーキくらい用意しないと!と思いつつ、「イ・ラ・ナ・イ」と言われたので
お言葉に甘えてしまった!ごめんね。ダーリン♪
それだというのに、クリスマスの日に「ハイ!」と渡されたプレゼント!!
いつの間に用意してくれてたんだろう。。。
というわけで、「こんなんいただいちゃいました~♪」
まずひとつめは、このフリースジャンパースカート
右のナバホレッドのほうだす。お店の写真だと ↓↓↓ こんな感じ。
わたしが着るとモコモコ。。。でもとっても暖かい!!
そしてふたつめは、コロンビアのリバージャケット(っていうんですって)
お店の写真だとこ~んな感じ。
わたしが着るとムチムチ・・・。
オットはわたしへの信頼と愛情で「Mサイズ」を購入してくれたのだが
「Lサイズ」でもよかったよ~な。これは「痩せなさい!」という意味なのか・・・。
ちなみに上の写真はポケットに手を突っ込んでいるのです。
けっして、おなかが飛び出しているわけではないのだ!
そういえば、オットは毎年欠かさずプレゼントを買ってくれる。
わたしはといえば、多忙を理由にここ数年買ってないような。。。
プレゼント選びって「喜んでくれるかなあ・・・」という期待と不安で結構ワクワクするのに
サボリがちだったみたい。
本当にごめんね。ダーリン。
来年こそは、手作りケーキとプレゼントでお祝いしてあげようと誓うのでした。
さあ、注射だよ! [家族ネタ]
長男たか(中3)と次男とび(中2)は、今でこそ一人で大きくなったぞ!的な態度だが、小さい頃はそれはそれは身体が弱くて、冬になると毎週病院へ通わなくてはならなかった。
喉から来る熱なのか、体温計を脇に挟むと、ビックリするくらいの高温で、時には目の前にフワフワ浮かぶ謎の物体を掴もうと手を伸ばしたりするものだから、これまた仰天して休日だろうと夜中だろうと、かかりつけの小児科に電話をかけ「すぐに連れて行きます!」と着の身着のまま車を飛ばしたっけ。
こんなに病気ばかりするくせに、二人とも大の注射嫌い。(当り前か)
予防接種に連れていくのも騙し騙し。注射だ、なんてバレたら、もうその場で大泣き!おまけに一人が泣くと、釣られてもう一人も泣いちゃうものだから、ギャンギャン!!の大合唱だった。
それでも、病院へ行くと、マンガがたくさんあるので、おバカな二人は「注射」ってこともすっかり忘れ、マンガコーナーにひとっ飛び。わたしは婦人雑誌を片手に横目で(これなら大丈夫か)と一安心。
しか~し!!
「たかクン、とびクン、中待合でお待ちくださ~い」と優しい看護師さんが声を掛けた途端、二人とも「注射!」を思い出しもぉ~不安いっぱいな表情。追い討ちをかけるように診察室からは、同じく注射をされた(と思われる)こどもの雄たけびが聞こえてくる。
「帰りたい。。。」と言いだすのは、とびだったか。
残念ながらもう逃げられないよん。という不敵な笑みを浮かべるわたしと一緒に、シブシブ診察室へ。結局、次に待合室で待つこどもには、不安な気持ちにさせるくらい、大泣きしてくれたのでした。
たかが小学校の何年生の頃だったのか。「伊藤家の食卓」という番組で、『注射が痛くない裏ワザ』なるものをオンエアしていて、たかは「注射もこれで痛くない!」と思いこんでくれた。「本当に痛くないの?」と半信半疑のとびに、「絶対大丈夫だよ!」と言い切り、注射に臨んだ。
あの複雑な顔は忘れられないが、注射を終え、たかはとびに「やっぱり痛くなかった!」と強がった。とびは兄ちゃんがそう言うんだから間違いないんだなと、見事泣くことなく、注射をしてもらったっけ。
あの日以来、二人とも注射で泣くことはなくなったのでした。ちょっとだけ大人になった1日。
今日は我が家のそばにある病院で、インフルエンザ予防接種をしてもらう日。
昨年は注射してもらった1週間後にとびがインフルエンザになってしまった。今年はたかが受験生なので早めにお願いしたのだ。
インフルエンザといえば。
たかが小学3、4年の頃。風邪で高熱を出し、かかりつけの小児科で点滴をしてもらっていた。隣のベッドには、これまたものすご~く具合の悪そうなこどもがいて、ものすご~い咳をしていた。これ以上たかに風邪をうつされたら大変と、たかとその子の間のスペースに無理やり座って自ら壁になっていた。
点滴を終え、家に帰ると、立っていられないくらいだるい。
ストンと座るともう立てなくなってしまった。翌日必死でたかを小児科へ連れていくと、先生が「お母さんのほうが具合悪そうですね」とおっしゃって、検査をしてくれた。
そう、インフルエンザだったのだ。
ラッキーなことに、たかにはうつっておらず、家に着いたらわたしだけ隔離状態。
みんなうつっちゃたまらん!とばかり、食事もトレーで運ばれ、顔も見せてくれなかった。。。
あの頃は「タミフル」OKだったので、みるみる熱は下がったけれど。
ちょっぴり寂しい思い出である。
バレーボールとインドカレー [家族ネタ]
11月3日の祝日。次男のとび(中2)が所属するバレーボール部の試合があり、オットと二人でちょっと遅れて応援に出かけた。
試合会場に到着したのが11時過ぎ。
ちょうどよいタイミングで、とびたちがウォーミングアップ中。まもなく試合が始まるのだ。
小さいし、ブレてるので、何だか分かりにくいが、真ん中の「ゼッケン5」がとび。レシーブ練習中。
6人制で行われるのだが、とびたち中2の部員は全部で5人。あぶれること無くレギュラーになれそうなのだが、中1部員に2人経験者がいるため、1人ベンチウォーマーができる。現在とびは、Kクンとレギュラー争い真っ最中なのだ。
実は長男の「たか」が中学に入学するとき、部活に入っても、ずっと習っている空手と両立することを約束させた。土日の練習、遠征など、必ず部活と空手がバッティングする場合がある。そんな時は、まず空手を優先させることができるよう、あらかじめ部活顧問の先生に了解を得たし、「たか」にも「とび」にも、ルールとした。
当然、顧問の先生だって、レギュラーを決めるときに、同レベルの子であれば、一生懸命練習に参加する子供を選ぶと思う。親としても、空手を優先させてるのに、バレーでもレギュラーにしてください、とはさすがに言えない。
しかし「たか」はどうしてもレギュラーになりたかったので、ナンダカンダと言い争っては、結局バレーを優先してきた。「たか」の気持ちもわかるので、時には目をつぶってきたし、空手の遠征は「とび」だけというときもいっぱいあった。
一方、とびは「空手優先だから遠征にいくよ」と、入学時の約束どおり、バレーの練習よりも空手の練習を選んだ。きっと「たか」がその都度、親と言い争っているのを見て、そうしたのかも。そして2年の当初はレギュラーだったのだが、練習試合を2度ほど休んだところで、レギュラーを外されてしまった。
「空手を優先させたせいなのかな?」と、たかに言ったら「当然でしょ!」と一言。
とびは「仕方ないよ。」と言うが、やはり面白くはないよね…。
今日もわたし達が応援できた第二試合では、最初はベンチで応援。
試合途中、先生に呼ばれる。
ここで、選手交代。とび登場。
ネット前3人の中央がとび。
ポイントがこちらに入ってよろこぶ選手たち ↓↓
結局、試合途中でKクンととびが何度か交代出場。先生も気を使ってくれている。
この試合はセットカウント2-0で勝った。(ただし、前の試合で敗れたため、これは敗者リーグなのだ)
試合の途中、何度か左手の親指つけ根を押さえる、とび。そういえば、先週金曜日の空手の練習で、痛めてしまったんだった。すかさず後輩部員がアイシングを用意してくれていた。(気がきくね~)
久し振りにみた「とび」のバレーボール。ちょっとずつだが上達している。レギュラーになれなくても、クサらずに努力する姿はエライと、親バカ母は思うのだ。
というわけで、感慨深くなりながら、試合会場を後にしたオットとわたし。
ちょうどお昼ご飯の時間になりました!
ネットでチェックしたインドカレーのお店を目指すのだ!! そして発見!
ランチの話題はオットのブログでUPしているので、ここでは載せませんが、ナン美味しかった♪
ペットの話 [家族ネタ]
物ゴコロついた頃には、三毛猫の「コロ」を飼っていた。
子だくさんな(野放しな飼い方だったので当たり前か)、美人ネコだった。
ある時、従兄の家にネズミが出るから、コロを貸してほしいと言われ、ちょっとの間だけと貸したところ、いなくなってしまった。コロをかわいがっていた兄が、すごく泣いたことを覚えている。
兄のショックもあってか、それからしばらく動物を飼わずにいたが、知人から貰ってくれと頼まれて、白い子ネコが我が家にやってきた。オスネコの「カール」だ。
ロス五輪でカール・ルイスが活躍していた頃だったので、真白い猫だというのに「カール」と名づけられた。本当に本当に小さくて、我が家にやってきた日は、怖がって押し入れの中や、机の下にこっそりと隠れてしまって、見つけるのに一苦労だった。
汚い話で申し訳ないが、一人で排便することができなくて、母猫のようにお尻を舐めてあげるわけにもいかないので、ぬるま湯に浸したガーゼで、拭いてあげたくらいだった。
その頃、兄が県外の大学に通うため別居していたので、母は寂しかったのかカールを溺愛した。虚弱なネコで、白血病に罹ったときには、母は寝ずに身体を撫でていたっけ。
その後、奇跡的に病気が治ったが、家の近くで自動車にはねられて死んでしまった。母親は冷たくなったカールを抱いて、人目もはばからず大声で泣きながら家に帰ってきた。
母のショックもあって、しばらく動物は飼わない!と言っていたが、近所の小学生3人が家にやってきて、「捨てネコ、飼ってあげてください!」と、白地に茶のブチがあるオスネコを連れてきた。元来、動物好きの母親は断り切れず、結局飼うことに。
このネコは「コテツ」と命名された。オスなので、時期が来たら去勢しなくてはと相談していたところ、Uターンで実家に戻っていた兄が、可哀そうだからと断固阻止した。
そのせい?で、コテツは実家界隈のネコ社会では大ボスとなり、コテツにそっくりな野良猫が増えたと近所で評判になってしまった。そして、ある日突然、映画のフーテンの寅さんのように、プイっと家を出たっきり、戻ってこなかった。
コテツがちょくちょく外泊をするようになった年のG・W。
友達とのドライブから帰宅したわたしは、玄関に紐で繋がれているコテツを発見。外泊ばかりだから繋がれちゃったのね、とまじまじと見ると、それはコテツではなかった!子犬ではないか!!
とうとう母親は、捨て犬を拾ってきてしまったのだ。
それが「ちゃあこ」。新潟市の護国神社の近くに捨てられていて、大雨の日に段ボールの中で震えていたという。泥で真っ茶色になっていたが、水で洗ったら、なんと真っ白な犬だった。
その日から、ちゃあこは家族の一員として、中型犬では長生きの17歳で天寿を全うした。
ちゃあこが天国に旅立ってから3年。
母親も70歳を超え、現在は一人暮らしをしていることもあり、動物は飼っていない。「犬の散歩は無理かもしれないけど、ネコが飼いたい」と、時々言う。飼えばいいじゃん!と思うが、これからの10年を考えるとねえ、と諦めているらしい。
ちなみに、オットはネコもイヌも苦手。
でも、不思議とイヌには好かれるらしい。この間もお邪魔した家にいたチワワが、オットを見て大喜びで膝の上に座り、喜びすぎておしっこをして、スーツのズボンが濡れちゃったと嘆いていたが。
わたしはイヌが飼いたいが、仕事が忙しくてお散歩に連れて行ってあげられないだろうし、ネコもいいけど、新築した家の柱を爪でガリガリなんてしたら、オットに怒られちゃうしで、泣く泣く断念している。
- 作者: 大木 トオル
- 出版社/メーカー: マガジンハウス
- 発売日: 2004/03/18 動物モノ映画や本をみるだけで、涙腺が緩む。
- セラピードッグ、チロリのDVDが今日届いた。
- 号泣かなあ。
- メディア: 単行本
グーグーだって猫である 小説版 (角川文庫 (お25-31))
- 作者: 犬童 一心
- 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
- 発売日: 2008/07/25
- 「グーグーだって」はまだ観ていない。
- でも、この可愛さ、ずるいなあ。お手上げ。
たかダウン! [家族ネタ]
今年わたしは、こどもの通う中学校のPTAの役員をしている。
その関係行事で、今日は朝から古紙回収を行った。
同じ役員のお母さんが運転する車で、ごみステーションをぐるぐる廻り、資源ごみを回収する。
長男のたかと次男のとびも、積極的?に参加した。
そして強制的にわたしたちの車に乗せられ、新聞などを車に詰め込む担当になった。
車を運転してくれたお母さんというのが、たかと同じ学年の女の子(Aちゃん)のお母さんなのだが、この人が、かなり面白い!
たかの小学校の入学式の日。
式典を終え、教室に帰って子どもたちは自分の机に座る。
たまたま、たかの隣に座ったのが、そのAちゃんだった。
すると、Aちゃんママは、(親子共々初対面だったのだが)
「ねえ!君、野球のイチローに似てるよね!」とたかに声をかけた。
確かに小さいころのたかは、イチローに似ていると言われたこともあった。
「かっこいいじゃん!うちの子と結婚しなよ!」と。
たかはもちろん、わたしもビックリ!(ついでにオットもビックリ!)
小学校に入学した途端、親にナンパされちゃったのだ。
それからは、学校行事でたかの出番の時には、
Aちゃんママが「たか~!頑張れ~!!」と大声で応援してくれるようになったのだ。
春の古紙回収の時も、わたしと、たかと、たかの友達が、Aちゃんママの車に乗せてもらった。
そしてその時も、たかは質問攻撃を受けていた。
例えば、「高校決めた?」とか。「どんな女の子が好きなタイプ?」とか。
その都度、どんな答えをするのか、わたしのほうが耳をそばだてていたけれど。
春同様、たかは今日もいろいろな質問を受けていたが、隣のとびはじ~っと黙っていた。
そして家に帰ってからこう言った。
「Aちゃんのママさあ、会話が2パターンだよね。「どう思う?」と「そう思わね~?」だよ。」
なかなか、とびの観察はするどい。確かにそのとおりだ。
じ~っと黙って、観察していたのである。
さすがに最近「気」に凝っているだけある。
(実は昨日から、両手を合わせて、「気」を集めるのに凝っているのだ・・・。)
ところで、Aちゃんママの質問攻撃にやられたのか、たかは家に帰ってから具合が悪くなり、
しばらく横になっていたと思ったら、どんどん熱が上がり、39度3分までに。
Aちゃんは小学校から1日も欠席がない!という話題から、
「でも、たかもとびも、最近やっと熱出さなくなったんだよ~」
とAちゃんママに言ったのに、その直後に熱出さなくても…。
ヤンキー映画で盛りあがる [家族ネタ]
今日は次男のとびが、新潟市中学校総合体育大会だったので、朝5時に起きてお弁当づくり。
ガッツリ弁当よろしく、チンジャオロースー弁当(ごはんの上にチンジャオロースーを乗せたもの)
だった。おかずも入れましたけどね・・・。
本当であれば、早起きにそなえて、昨日は早寝をしなくては!と思ったのだが、
残業終えて、9時ちょっと前に帰宅したところ、オットと長男のたかが
DVD鑑賞を始めようとしていた。配送DVDレンタルが届いていたのだ。
今回届いたのは、「クローズZERO」と「Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!」の2枚。
昨日は、たかの希望で「クローズZERO」を観ることに。
ケンカシーンのオンパレードだが、不思議と不快にはならない。
我が家がハマっていた「ROOKIES」のメンバーがたくさん(というより、ほとんど)
出演していたが、それぞれ全く異なる個性を演じていたので、それもビックリだった。
特に「ROOKIES」の若菜役だった高岡蒼甫と、平塚役の桐谷健太はまさに別人。
しかし、こういう映画を観ている時の、たかの反応は本当に面白い。
「うわあ!ヤベ~っけね!(*ヤバイね!の意)」
「マジ!スゲ~っけね!(*本当にスゴイね!の意)」
「マジ!こえ~!(*本当に怖いの意)」と、意味のわからない言葉を発する。
かつ、とても楽しげである。
考えてみれば、学生時代を卒業して、かなりの時が経つわたしたち夫婦に比べて
今まさに、現役なのだから、自分の学校生活にオーバーラップしているのだろうか?
(されては困るくらい、映画では荒れている学校だったが・・・。)
オットは「ROOKIES」を観ながら、よく眼に涙を浮かべていた。スポ根モノに弱いのだそうだ。
さすがに「クローズZERO」では泣いてはいなかったが。
ところで、空手バカ一家の我が家は、ケンカシーンでは結構うるさい。
「あんな蹴り、赤ちゃんみたいだよね~」とか。
「1発のパンチとか蹴りで、あんなに簡単に倒せるかねえ」とか。
でも「クローズZERO」は迫力満点で、後ろ廻し蹴りやら、胴廻し蹴りがあったり。
親子で、「おおお~!!」と、反応しまくりでした。
たかの誕生日 [家族ネタ]
平成5年生まれなので、今年で15歳になる。
そしていよいよ、20歳までのカウントダウンが始まってしまった。
なんだか、ついこの間まで、「ぴい~!」とすぐ泣いていたのに、
今ではイッチョマエな口をきくようになった。
なんだか、ついこの間まで、「かあちゃ~ん!」と甘えてきたのに、
人前ではわたしのそばにいるのを、見られることを、本気で嫌がる。。。
ギターが大好きで、(オットには内緒だが)空手がキライ。
同級生の女の子たちからは、「りゅうちゃん」と呼ばれているらしい。
お母さん(オットの実母)や妹(オットの実妹)からは
「(たかは)繊細だから、気をつけてあげてね。」なんて言われたが、いまはその片鱗もない。
こっぴどく叱られて、悔しくて泣いたあとも、ケロっとして話しかけてくる。
どこかに「ナイーブ」な自分を置き忘れてきたんじゃないかと思ってしまうくらい。
高校を卒業したら、ひそかに県外脱出を計画しているらしいので、
もしかしたら、一緒にいられるのもあと数年かもしれない。
そう思うと、寂しいようで、感慨深いようで、複雑なきもち。
これから、いっぱい笑って、いっぱい泣いて、いっぱい悩んで、いっぱい恋をして、
(いっぱい失恋して?)楽しい楽しい人生を送れますように。
ツライことがあっても、立ち向かっていくパワーをもてますように。
けれど、親の気持ちなど、まったく理解せずに、たかは言うのだ。
「誕生日い、ギターが欲しいんスけど、うぃっしゅ!」 ← DAIGO風。
もちろん!高校合格まではオアズケでござる。
まだあどけないころの、たか&とび。