みんな山が大好きだった [読書]
ハッキリ言って、わたしは「登山」がキライだ。
だというのに、不思議と山に登る機会が多かった。
わたしの通っていた中学校は、3年生の大イベントとして、
キャンプも兼ねて妙高にある火打山を登る。
そして火打山に登る準備として、2年生では遠足と称して五頭山を登るのだ。
この五頭山。
確かにこどもでも登ることができる山なんだと思うけど、
五曲りだか七曲りだかあって、「うんしょ、うんしょ」と必死に登った記憶がある。
そして火打山。
朝3時くらいに起床して出発。
暗い中をモクモクと進む。
そして、昼くらいにようやく山頂にたどり着いた。
記憶では、山頂直前が急にきつい斜面だったような・・・。
いつも思うのだが、学校登山だと必ず、頂上で記念写真を撮りましょう、
ということになる。
でも、ありったけの力を振り絞って、やっと辿り着いたのである。
汗だくだし、のどもカラカラだし、身なりなんてかまってられないのだ。
こんな様子を撮られて、卒業アルバムに載せられたりしたら大変だ!と
みんなが「ばんざ~い!」とやっている背後で、岩に座って休んでいたら、
「じゃあ、今度は反対から写真を撮りましょう♪」
なんて気を使って先生が言うもんだから大変。
這うようにして、反対背後にまわりこみましたよ~。
中学を卒業して、女子高に入ったので、これでようやく登山とはおさらばと思っていたら
高校の遠足は毎年登山だった!
3年生では、またしても五頭山・・・。小学校の頃よりもキツク感じたような気がしました。
ところで、長々と「登山」がキライと語ったが、
この本を読んだあと、山に登ることについての印象がまったく変わった。
山際淳二はNHKのスポーツ番組のキャスターのころから
アスリートを決して悪く言わない姿勢が好きだった。
この本でも、登山家に対して敬意と尊敬を持って書かれている。
壮絶な状況にわざわざ立ち向かっていく登山家たち。
それぞれのアタックに、それぞれのドラマがあり、感動がある。
悲しい最期もあるが、不思議と清々しい。
「登山はキライ」「なんで危険な思いをしてまで、山に登るのかがわかんない」
などと言っていたわたしにも、なぜか理解できるような気がしてくるのだ。
ところで、最近オットが、「これ面白いよ!」とすすめてくれたマンガ ↓
登山家である主人公「三歩」が、いい味だしている。
山登りも素晴らしいんだ!と思うことができる。
でもね~。やっぱり登山はニガテなの。ごめんなさい。。。
だというのに、不思議と山に登る機会が多かった。
わたしの通っていた中学校は、3年生の大イベントとして、
キャンプも兼ねて妙高にある火打山を登る。
そして火打山に登る準備として、2年生では遠足と称して五頭山を登るのだ。
この五頭山。
確かにこどもでも登ることができる山なんだと思うけど、
五曲りだか七曲りだかあって、「うんしょ、うんしょ」と必死に登った記憶がある。
そして火打山。
朝3時くらいに起床して出発。
暗い中をモクモクと進む。
そして、昼くらいにようやく山頂にたどり着いた。
記憶では、山頂直前が急にきつい斜面だったような・・・。
いつも思うのだが、学校登山だと必ず、頂上で記念写真を撮りましょう、
ということになる。
でも、ありったけの力を振り絞って、やっと辿り着いたのである。
汗だくだし、のどもカラカラだし、身なりなんてかまってられないのだ。
こんな様子を撮られて、卒業アルバムに載せられたりしたら大変だ!と
みんなが「ばんざ~い!」とやっている背後で、岩に座って休んでいたら、
「じゃあ、今度は反対から写真を撮りましょう♪」
なんて気を使って先生が言うもんだから大変。
這うようにして、反対背後にまわりこみましたよ~。
中学を卒業して、女子高に入ったので、これでようやく登山とはおさらばと思っていたら
高校の遠足は毎年登山だった!
3年生では、またしても五頭山・・・。小学校の頃よりもキツク感じたような気がしました。
ところで、長々と「登山」がキライと語ったが、
この本を読んだあと、山に登ることについての印象がまったく変わった。
山際淳二はNHKのスポーツ番組のキャスターのころから
アスリートを決して悪く言わない姿勢が好きだった。
この本でも、登山家に対して敬意と尊敬を持って書かれている。
壮絶な状況にわざわざ立ち向かっていく登山家たち。
それぞれのアタックに、それぞれのドラマがあり、感動がある。
悲しい最期もあるが、不思議と清々しい。
「登山はキライ」「なんで危険な思いをしてまで、山に登るのかがわかんない」
などと言っていたわたしにも、なぜか理解できるような気がしてくるのだ。
ところで、最近オットが、「これ面白いよ!」とすすめてくれたマンガ ↓
登山家である主人公「三歩」が、いい味だしている。
山登りも素晴らしいんだ!と思うことができる。
でもね~。やっぱり登山はニガテなの。ごめんなさい。。。
2008-09-27 19:05
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コメント(6)
そんなこといわず、今度、オットさまとご一緒に是非
まずは角田あたりから、行きましょう!
お酒は出ませんがコーヒーでおもてなししますよ。
きっと今登れば新たな良さを感じる事が出来るかも知れませんよ。
でも骨折が治ったらね。
by derosa84 (2008-09-28 06:52)
derosaさま
キャンプは好きです。
山登り、好きになれるかなあ…。
オットはきっと膝にきちゃいます。
登山の前に、オットと二人でまずダイエットだな!
by Gao・たかとび (2008-09-28 11:57)
高校生時代は、実は登山部でした。
小学生の頃を含め、火打山には何度か登りましたねぇ。
麓の笹ヶ峰キャンプ場も、山頂手前の湿原も、とてもいいですよね。
あ~、懐かしいなぁ~
by ベアトラック (2008-09-28 12:28)
べあぱぱさま
そうそう、笹ヶ峰キャンプ場です!懐かしい!!
でも、山頂手前の湿原は残念ながら覚えていない。。。
本当に足元しか見てなかったんだなあ。
by Gao・たかとび (2008-09-28 12:53)
「みんな山が大好きだった」ウチにもあります。いい本ですよね。
危険を冒して、時には命まで落とす「山男」達の気持ちが、読んだあとには少しだけ分かるような気がしました。
山際さんの文章は、相手に対する愛や尊敬があって暖かいから、好きです。
トレッキングやウォーキングは結構好きです。
先日学校のPTA有志主催で、希望者だけ米山登山に行く予定でした。
ムスメが「行きたい」というので、かーさん張り切っていたんですが、雨&ムスメ発熱(いいだしっぺなのに^^;)により実現しませんでした。
by bluebird (2008-09-28 22:26)
bluebirdさま
やっぱり!
もしかして持っていらっしゃるのでは!
と思っていたので、やっぱりです。
山際さんの本は何冊か読んだのですが、わたしも好きです。
亡くなったのが、本当に惜しい!
米山登山、残念でしたね。
残念ながら、トレッキングやウォーキングはちょっと苦手。
あ!でも、そのあとにビールがつくなら喜んで!
by Gao・たかとび (2008-09-30 00:05)